こんにちは、ちな(@writer_china)です。
先日、Twitterで次のような質問をいただきました。
「動画編集者として実績を作るにはどうしたら良いでしょう?」
私もまったく同じ問題で悩んだことがありました。
そこで本記事では、動画編集の実績の作り方を具体例とともに紹介します。
▼ポートフォリオの作り方や実例集はこちらの記事を参考にしてみてください!

目次
実績の作り方①自作する
私も誤解していたのですが、お仕事として制作したものだけが実績じゃないです。
自作はもっとも手っ取り早く確実。誰の手を借りなくともできます。かつ、営業先にマッチしたものを作れます。
実例を紹介します。私が動画編集はじめたてで実績ゼロの頃、下記の動画をつくりました。
ご覧の通りたいしてレベルが高い編集ではないですが、実際このURLを添付したことにより話がとんとん進みました。
▼クラウドワークスでのメッセージやりとりです。実際の応募文です。

当時お見せできる動画がこれ1つしか無かったので「テイストは適宜変更可能です」と添えました。「いろいろできます」って伝えたかったと思います(必死)。
▼上記応募文に対する発注者さんからの返信がこちら↓

これはこの発注者さんが講座系の編集者を募集していたので、実物を見せたことでマッチした感じです。
ジャンルが変わっても同じことで、エンタメ系ならエンタメ系、ビジネス系ならビジネス系テイストの動画を自作して見せればOKです。
発注者のもとには多数の応募が届きます。
「これができます」「あれができます」…そうやって言葉で伝えられるより、「できる!」と証拠を見せられたら強いです。
Twitterのタイムラインをポートフォリオ化する
Twitterのタイムラインをポートフォリオ化するというのも1つの方法です。
この方法には、次のようなメリットがあります。
- 見た人の反応がわかる(リプ内容やツイートアクティビティ参照)
- 作りかけでも掲載できる(学習過程なども発信すればOK)
- ポートフォリオサイトが要らない(最終的にはどこかにまとめるとベター)
タイムラインのポートフォリオ化については、下記記事で詳しく書いています。ぜひこちらも参考にしてください。

【参考】自己紹介をポートフォリオ化
こちらのツイートは、自己紹介と提案をかねているケースです!
こんにちは!アヤカと申します🙇♀️
こちらは私のポートフォリオになります。編集は迫さん@yuki_99_s 生ハム帝国さん@nhtk21 の #MovieHacks で身につけました!
編集等のご依頼はDMまでよろしくお願い致します!#動画編集 #動画編集者募集 pic.twitter.com/Q2eLapXv4z
— アヤカ@副業青学生 (@amyonosuke) April 16, 2020
動画編集者さんで自己紹介×提案ムービーは増えています。
「なるほど、これは応募したくなる…」という事例を見つけたら、ぜひ分析・真似をしてみると良いと思います。
部分真似でも良いですし、自分なりにどこを取り入れられるだろう…?って考えるだけでも参考になります。
たとえば「顔出しはできないけど、こういう構成で動画にまとめると伝わるんだな〜」とかですね。
YouTubeチャンネルをポートフォリオサイト化する
TwitterなどSNSで発信したものが増えてきたら、YouTube上にチャンネルをつくってまとめましょう。
私のチャンネルはこちら。
小出しにしたものをまとめる方式じゃなく、普通にYouTuberとして発信するのも有効です。
これについては、動画編集講座MovieHacks講師・生ハム帝国さんの動画でも語られています。4:29〜が該当箇所です。
生ハム帝国さんが動画で言ってることまとめ。
- コメント欄に直接お仕事が来たりする
- 最近はTwitterやYouTubeで動画編集者さんを探す人が増えている
- YouTubeに限らず販路を増やすのは大事
提案文・営業文に「こちらをご覧ください」としてURLを貼り付ければOKです。
実績の作り方②無料or格安でやる
「無料でお仕事します。条件:実績公開OKの方のみ」
という感じで、無料や格安と引き換えに実績OKをもらう方法です。
お互いウィンウィンだなと感じられれば、すんなりマッチングします。
ただ、注意点が2つあります。
注意点1つ目は、「スキルの安売りはそこそこでストップせよ」ということ。
ずーっと無料とか格安でお仕事受け続けていたら、当然お金になりません。疲れます。
注意点2つ目は、発注者さんに気まずい思いをさせてはいけないということです。
反省も含めてお話します…。
私「無料でやります」
お相手「ありがとうございます。でも無料では申し訳ないので、お金を払えるようになってからご依頼したいです」
私「いえ、やりたいです」
お相手「お金を払えるようになってからご依頼したいです」
私「申し訳ないことはありません!やらせてください!」
雰囲気はもっとこう違うんですが、内容はこういうやりとりでした。
いま書きながらもすごく反省しています…。
私これ、断られているのに気づいてないです。それなのに開き直りさえ感じさせるやりとりです。
みなさんは当時の私のように、無料や格安の押し売りにならないように注意しましょう…。
実績の作り方③実績公開OKの仕事をする
「いや実績公開OKの仕事をするってさ、だからそれが見つからないって言ってるんだろうが!もう、ばかばか!」
と思われるかも知れませんが、あるところには結構あります。
どこ?
オンラインサロンです。
とくに動画編集のオンラインサロンで、よく見かけます。
「実績公開OKなので、編集してください」という呼びかけを。
実績公開OKでなくても、オンラインサロンには発注者も在籍してたりするので、とりあえず気になるところへ参加してみると良いです。
オンラインサロンでは情報くれくれ君にならないよう、ギブできるところはギブしていくと居心地が良くなるはずです。
結果的に自分に返ってきます。
まとめ:小さな実績を積み上げて大きなお仕事へつなげよう
実績を作る3つの方法を紹介しました。
- 自分で作る
- 無料or格安で引き受ける
- オンラインサロンで実績公開OKの仕事に応募する
焦らず急がず小さな実績をコツコツ積み上げて、大きなお仕事へつなげていけるようにしましょう!
「先は長そうだなー」「みんなすごいなー」と自分がよわよわマンに見える時もあるかもですが、見てくれる人はちゃんと見ています。
頑張れる人=成長し続けられる人です。
見てもらうためには自分から発信していくことが大切です。
過程を見せることで伸びしろや努力した軌跡を証明できることになりますので、「とりあえず出してみよう」って考えで大丈夫と思います!
応援しています。
この記事は以上です。