プロフィール〜スキルゼロのアラサーOLがフリーランスになるまで〜

こんにちは、ちなです。

動画編集やWebデザインやライティングのお仕事をしながら、このブログやTwitterで発信をしています。

現在はフリーランスとして活動していますが、フリーランスになる前は転職ばかりしているスキルゼロのOLでした。

本記事ではOLからフリーランスになった経緯や、ブログを書く理由をお伝えします。

会社員という働き方に不安や違和感を感じていたり、「現状を少しでも変えたい」と思っている方の参考になりましたらうれしいです!

6回転職しました

20〜30代にかけて、6回転職しました。

転職歴
  1. ドラッグストア
  2. 飲食店
  3. 書店
  4. コールセンター
  5. 事務1
  6. 事務2

失業期間は、工場で短期のバイトをしていました。

クリスマスケーキにいちごをのせたり、ペットボトルのキャップに景品をつけたりといった内容です。

ちなみに学生時代もいくつかアルバイトをしていました。

バイト歴
  1. 温泉施設1
  2. 温泉施設2
  3. ホテルの布団敷き
  4. 酒屋
  5. 家庭教師
  6. ブックオフ
  7. チラシ配り
  8. テーマパーク

我ながらいろいろやっています。

特別、アクティブな性格だったわけでも、コミュ力が高かったわけでもありません。

飽き性で不安症でした。

1つの仕事に慣れたら「このままで良いんだろうか…」と不安が芽生え、転職活動を開始する感じです。

人間関係や会社の体制に馴染めず、逃げるように退職した職場もあります。

副業OKの会社でライティングの仕事を始める

6社目の会社が、副業OKでした。

「自由に使えるお金あと5万くらい欲しい」と思っていた頃だったので、クラウドワークスでライティングの仕事を始めました。

なぜライティングを選んだかと言うと、書くことが好きだったということと、特別なスキルや知識が不要だと感じたからです。

(SEOなんて知らない頃のハナシ…)。

仮想通貨ブームに乗っかりさくっと独立

仕事のある日は毎朝2時間早く起きて、記事1本納品しました。

時給にして800〜1,000円。

当時の私は時給900円で事務の仕事をしていたので、「在宅で同じ時給なら割が良いな」と思っていました。

時は、仮想通貨バブル時代。

実績ゼロの初心者ライターにも文字単価2円の仕事がごろごろありました。

良くも悪くも仮想通貨の波に乗りました。

やがて副業収入が本業収入を超えるようになり、「ライティングの仕事にコミットしよう」と決意して退職しました。

同時に、個人事業主として開業届を提出。税金やSEOの勉強もぼちぼち始めました。

フリーランス生活の始まりです。

仮想通貨バブルが弾け大海にほっぽり出される

順調に滑り出しかに見えた、私のフリーランス生活。

しかしその後、仮想通貨ブームが鎮静。主な収入源だった仮想通貨メディアがぱたぱた更新停止しました。当然、ライティングの仕事が途絶えます。

バブルの時期に「あ、普通に稼げる世界なんだ」と思って独立した弱小ライターが、何のスキルも無いまま荒波にほっぽり出された状態です。

「そうか、今までがバブルだったんだ」とようやく気づきました。

その頃「フリーランスの中にも稼げるフリーランスと、稼げないフリーランスがいるらしい」ということに気付き始めました。

明暗を分けている1つの指標がスキルの有無だということにも、気付き始めました。

  • 「とは言え、今さら新しいことを学ぶって遅いかなあ…」
  • 「経済的にも年齢的にも、専門学校とか入るのは腰が重い…」
  • 「格安の通信教材とかで、なんか勉強はじめよっかな…?」

漠然とそんなことを考えていました。

幸いなことに新たに大口クライアントさんとも出会っていたので、収入ゼロになって生活が行き詰まることはなかったです。

しかし、仮想通貨バブル崩壊後に仕事が激減した経験から、「仕事を探し回るだけでは危ない」という危機感は抱いていました。

そんな時、SkillHacksを知りました。

迫佑樹さんが講師を務める、オンラインのプログラミング講座です。

「プログラミングなんて理系中の理系がやるやつ…私もろ文系だしな…」

最初はそう思いました。

しかし時は元旦で「新しいことでもやってみるか」という気持ちもあったので、とりあえず受講してみました。

結論、私にも理解できました。

  • 「え、こういうことだったの…?」
  • 「普通にやれば普通に理解できるじゃん…」
  • 「むしろ文系に向いているのでは?」

とさえ思いました。

知識への先入観や偏見が取り払われた瞬間です。

「ちゃんと学べばちゃんと理解できる!」と実感した私は、その後、同会社が出しているWebデザイン動画編集の講座で学びました。

同時に、ブログやTwitterで学習状況や実績を発信するようにしました。同じ教材で学習中の方や、講師の方から反応をいただけてとても嬉しかったです。

それまでもブログは何個か作っていましたが、書くことが無くて潰していました。

でも「あ、学習したことをそのまま記録していけば良いんだ。行動したことを記録するだけで誰かの役に立つんだ」と理解しました。

会社員とフリーランス両方を経験して思うこと

けっきょく相性の問題ではないかと思います。

会社員が合う人はそこで発揮すれば良いし、フリーランスという働き方のほうが無理がないならそちらを選べば良い。

もちろん、働き方を変える時は、勉強や情報収集が欠かせません。

「こんなハズじゃなかった…」ってことも、多々あるでしょう。私も今後もあるでしょう。

だったら、自分が少しでもラクなほう、自然でいられるほう、息苦しく無いほうを選べば良いです。

ただ、選択肢を増やしておく=選択肢を増やすための学習は継続する、というマインドは、必須かなと思います。

つねに学び続けられる人が、働きかたを選べるんだと思います。

スキルは持ち歩けるものだった

そんなこんなで、学ぶ→稼ぐ→また学ぶを回転させながら今までやって来ました。

フリーランス3年目の今、つくづく思うのは「スキルは持ち歩けるものだった」ということです。

私はこれまでいろんな職場、いろんな職種を経験しましたが、1つの会社で身につけた知識は次の会社に持ち越すことができませんでした。

転職したら前の会社で学んだことはリセット。

蓄積されていくものが何も無い20代でした。

もちろん、キャリアアップを目指し、ちゃんと戦略を立てて転職を重ねていく人もいるでしょう。その場合、経験したことは次に活かせるし、報酬もアップしたはずです。

でも、私はそうじゃありませんでした。私にとって転職はリセットです。

  • よく言えば「いつでも新鮮な気持ち」。
  • 悪く言えば「いつまでも初心者」。

「そろそろこのままじゃいかん…」と思うようになりました。

貯金はほとんどありません。奨学金のローン返済が数百万ありました。会社のある朝は、ベッドの中で胸がドキドキしていました。

今はそれがありません。ローンは完済し、朝のドキドキも消えました。

お金の不安は無いといったら嘘になりますが「なんとかなる」という精神です。「お金の稼ぎかた」みたいなのが、フリーランス生活の中で少しずつ見えてきました。

これまでは、新しいことを始める(転職)=リセット=ゼロを意味しました。

でも、スキルは一度でも身につけたらちゃんと残るものでした。

スキルの需要に流行りすたりはありますが、だとしても「自分に合った教材でちゃんと学習すれば、ちゃんと理解できるし、ちゃんと稼げる」ということが分かっているので、あまり悲観しなくても良いと思っています。

そういうふうに、自分が持ち歩けるもの、自分の一部になるものがある、という実感が、ちょっとずつ自信につながればいいなと思っています。

おわりに:私がブログを書く理由

私は「数ヶ月〜数年おきに転職を繰り返していた会社員時代の自分」に向けて、このブログを書いています。

会社員という働き方をディスってるわけでは、まったくありません。

むしろあんなに良い雇用の仕組みは無いとさえ思っています。税金や社会保険について勉強したらますますそう思えます。私が活かしきれなかっただけというわけです。

ただ「なんだかなあ〜」と違和感を覚えながら働いている自分に、選択肢を増やして欲しい、とは思っています。

私と同じような人は、少なくないと思っています。

  • このままずっと今の会社でやっていけるのかなあ
  • 割り切れないこともあるけど割り切らないと生きていけないよなあ
  • 会社って仕事以外の部分がめんどい
  • マイペースで働きたい
  • お小遣いもっと欲しいなあ
  • 別の働き方ないかなあ
  • 好きな音楽聴きながら働きたい

などなど。

スキルを身に付けること・少しずつでも発信することが、自信も実績も何も無い私にとっての打開策でした。

そういう選択肢が、このブログや私の発信を通して、必要としている方へ届けられたらなと思っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!