お仕事の話

Twitterで案件獲得!TLをポートフォリオ化しよう

こんにちは、ちな(Twitter)です。

先日こんなツイートをしました。

最近DMからのご依頼が増えました。リソースがぱつんぱつんでお断りする形となり恐縮です…。#AnimationHacks および #MovieHacks 受講生で絶賛案件募集中の方へ、私から1つご提案できるとしたら、TLをポートフォリオ化するのです。特段真新しい手法ではないのですが、あらためておすすめしておきます。

このツイートに対し、たくさんの「いいね」やリプをいただけました。一部紹介させていただきます。

蛇足ですが、SNSの使い方は人それぞれ。

「愚痴を吐いたりストレス発散もしたいよ」とか「自由に発信したいよ」って方もいると思います。それはそれでそうしましょう!

この記事は「SNSを活用して案件獲得したい」「営業ツールとしても役立てたい」という方を対象にしています。

「TLをポートフォリオ化する」とは?

「TLをポートフォリオ化する」とは、依頼者に「あ、この人に頼みたい」「この人と仕事したい」と思わせるツイートをするということです。

具体的に、こういうところで判断されます。

  • 安心して仕事を任せられるかどうか?
  • コミュニケーションがスムーズに取れるどうか?
  • 秘密を守れるかどうか?
  • 制作物のイメージが掴めるかどうか?

ちょっと、クライアントの立ち場になって考えてみてください。

今あなたがTwitterなどSNSで動画編集者を探していると仮定します。

(動画チャンネルを立ち上げるぞ!外注資金も用意した!あとは発注先を探すだけ…。Twitterには動画編集できる人がたくさんいるなあ…。うーん、誰に依頼しようかな…、うーん…。)

さて。

こんな人には依頼したくない

まず「あ、この人には依頼したくないかも…」って思うのが、こんな人ではないでしょうか。

  • クライアントへの不満や愚痴が多い
  • 仕事に対する不満や愚痴が多い(例「修正指示多すぎ」「テロップめんどい」)
  • 他人への誹謗中傷ばっかり
  • ネガティブな発信が多い
  • 言葉遣いが乱れている

なぜ、こんな人には依頼したくないのでしょう?

それは「一緒に仕事しても不満が多いんだろうな〜」とか「自分のこともどこかで悪く言うんだろうな〜」って不信感を抱くからです。

数字を出す時は「誰が主体か?」を考える

「月収いくら稼いだ!」とか「たった1日でこれだけゲット!」みたいな収益ツイートは見るのも発信するのも苦手…という人もいるかも知れません。

しかし数字が提示されていると「お、ちゃんと実績があるようだ」「ふむふむ、実力があるんだな」と分かりやすくなります。

結局、お金の話をする時も発注者にとって「この人に頼みたい」という内容になっているかどうか、というところかなと思います。

じゃあどういうふうに投稿されていると「この人に頼みたい」と思わせられるかと言うと、誰を主体に考えられているか?というところではないでしょうか。

たとえば、以下2つのツイートがあったとします。

  • A「1日で10万稼いだ!動画編集で稼ぐの楽勝すぎw肉うめぇっっwうぇ〜いっっwっw」
  • B「担当させていただいているクライアントさんのチャンネル収益が120%アップしました!」

「楽勝!肉うぇーい」は「自分」が主体になってます。(分かりやすさのため極端なキャラづくりになってしまい恐縮)

「クライアントの収益がアップしました」は「依頼主」が主体になってます。

私なら後者に依頼します。

同じことを言ってても、どの角度から見ることができて、誰を主体に発信しているかです。

本心では(稼いだ!やったー!)って気持ちがあっても良いというか、あって当たり前です。

お金、あるとうれしいですからね。生きていくのに必要ですからね。でも、それを発信する時にどう繰り出せているかです。

言い方ひとつ、見せ方ひとつ。

ちょっと神経を使うところですが、営業・販促ツールとして活用していくのであればなるべく気をつけたいところです。

制作物のイメージが掴めるかどうか

後半になっちゃいましたが、ポートフォリオ化というからには、制作物のイメージが掴めるものであることが重要です。

▼発注者はこんなことを知りたいはず!

  • 依頼内容を理解し、その通りに動いてくれるか?
  • 依頼内容のイメージに沿ったものを作ってくれるか?
  • こちらの依頼に対して提案やアレンジもしてくれるか?
  • 足りない部分はリサーチして補ってくれるか(努力できるか)?

普段から「こんなもの作った」と投稿しておくと、そのままポートフォリオとして使えます。

この時、「こんなイメージで作ってみた」など、1行でも添えてあると良いです。

たとえばこちらのツイートでは「架空のフリマアプリCM動画を作成しました」と添えました。

たった1行ですが「アプリやサービスのCM動画を作って欲しい」と思ってTLを巡回している人の目には留まることができるのではないでしょうか。

また、ツイートした動画はYouTubeにも投稿し、そのままポートフォリオ化することもできますね。

ツイートしたことによって「いいね」の数やリプによってある程度、第三者の反応が分かります。中でも好評だったものを厳選してポートフォリオにまとめていくと、よりクオリティの高いものをお見せすることができますね。

私もこれまで投稿したものを、自分のYouTubeチャンネルにも投稿していっています!

まとめ:TLをポートフォリオ化する=「この人には依頼したくない」を消す

「TLをポートフォリオ化する」というツイートを深堀りしました。

日頃から学習したことや作ったものをちまちま投稿していくと、良いクライアントさんと出会うきっかけになり得ます。

「足す」だけじゃなく「引く」を意識すると、ストレスなく継続できるかもです。

要するに「この人には依頼したくない」と思わせる要素を排除していくということです。

これなら「引くだけ」なので、今すぐできますね。

ということで、「日頃の発信活動からご縁が生まれることもある」と感じる今日この頃、自分なりに意識していたことを記事にまとめました。

この記事は以上です。お読みいただき、ありがとうございます!

▼コミュニティ「動画編集ゼロイチ倶楽部」(メンバー600名)を運営されている、たかぎさんがまとめてくれたnoteもあります(感謝)。こちらもご参照ください!