図解

【図解】「科学的な適職」

こんにちは、ちなです。

先ほど「科学的な適職」の図解ツイートをしました。

私自身、20代、30代のうちに、6回転職してきました。

新しい会社に行くと心機一転「ここでがんばるぞ!」と思うのですが、3ヶ月も経てばもう次の転職先を探している状態でした。

  • 転職を繰り返してしまう
  • 仕事選びで失敗したくない
  • 人生の後悔を限界まで減らしたい

こんな人に、ぜひ読んで欲しい本です。

忙しい人向けに作成した図解メインで、要約します。

なぜ私たちは仕事選びに失敗するのか?

そもそも人間の脳は、仕事選びに適していません。

  • 「仕事選び」という問題は、現代になって出てきた問題。この問題を処理する能力が、人間に備わっていない
  • 大量の選択肢(働き方、職業)を前にすると、多くの人は不安や混乱に襲われてしまう
  • 人間の脳には生まれつき、偏見や思い込みといったバグが存在する

以上のことから、私たちの脳は仕事選びに向きません。

だからこそ、脳をあてにせず、科学的根拠にもとづいて仕事を選びをしたほうが、適職を選ぶ精度を高めることができるのです。

仕事選びで誰もが陥りがちな幻想7つ

  1. 好きを仕事にする
  2. 給料の多さで選ぶ
  3. 業界や職種で選ぶ
  4. 仕事のラクさで選ぶ
  5. 性格テストで選ぶ
  6. 直感で選ぶ
  7. 強みや適性で選ぶ

え?と思いませんか。

だって、いずれもよく見かけるアドバイスですよね。

転職サイトの入り口には性格テストが設置されてますし、適性診断とか普通にやってます…。

ですがこれら7つ、科学的データにもとづけばすべて、幸福な仕事とは関連性が低いものなんです。

つまり私たちは、幸福な仕事選びと関係のないことを重視していたんです。「私たち」って言っちゃいましたが、少なくとも私は、重視してました…。

じゃあ、何を基準に仕事を選んだら良いの?基準なんてそもそもあるの?

と思いますよね。

ご安心ください。ちゃんと基準はあります!

仕事の幸福度を高める7つのチェック項目

本書では「7つの徳目」という言葉なんですが、「7つのチェック項目」としました。

これから転職しようという人や、働き方を変えようとしている人は、この7つをチェックして欲しいからです。

  1. 自由:その仕事に裁量権はあるか?好きに意見を言えるか?
  2. 達成:前に進んでいる感覚は得られるか?仕事のフィードバックはどのように得られるか?
  3. 焦点:その仕事はあなたの持ち前の「気性」に合ったものか?
  4. 明確:組織や会社のビジョンははっきりしているか?その実現のためのしくみはあるか?
  5. 多様:プロジェクトの川上から川下まで関与できるか?日常の仕事でどれくらいの変化を感じられるか?
  6. 仲間:自分に似た人(好きになれそうな人)がいるか?組織内に助けてくれる人はいるか?
  7. 貢献:自分の行為が他人に良い影響をあたえた事実を可視化しやすいか?

この7つを満たす仕事であれば、仮に世間的な評価が低くても、働く本人の満足度が高いというわけです。

まとめ:幻想を捨てて幸せな仕事を選ぼう

この本を、転職活動に明け暮れていた頃の自分自身に読ませたいです。

今は、フリーランスという働き方に落ち着いたというか、転がり込んでいますが、よく言われている仕事選びの基準が「幻想」であることを知っていれば、時間を無駄にせずにすんだのかもなと思います。

今後、働き方は多様化します。

いろんな人のいろんな声が、聞こえてくるようになると思います。

そんな時、「好きを仕事に」だの「強みを仕事に」だの、甘い言葉に惑わされないよう、脳ではなく科学的根拠をあてにして、後悔の少ない人生を選べていけたらと思います。

迷った時は、本書の内容を読み返したいと思います。

…と言いながら本を開くのはぶっちゃけめんどいので、作成したこの図解を見返します。笑

ということで、この記事は以上です。