スキルアップ

教材学習の注意点!「質問無制限」の落とし穴

こんにちは、ちな(Twitter)です。

今回は「質問無制限の落とし穴」というテーマで書いていきます。

これまで私は「質問無制限」のオンライン講座を4つ受講してきました。質問システムも活用させていただきました。

そんな私が、質問無制限というシステムについて感じたことを、自分の体験も交えて書いていきます。

質問無制限という特典は、初学者にとって心強いものです。しかし使い方を誤ると、損をしてしまうかも知れません…。

質問無制限の落とし穴とは?

結論から言うと、質問無制限には次の落とし穴があります。

  1. 自己解決力が備わらない
  2. チャンスに恵まれない

1つずつ解説します。

落とし穴①自己解決力が備わらない

落とし穴①自己解決力が備わらない

「自己解決力が備わらない」というのが1つ目です。自己解決力を自走力と言い換えても良いです。

「何か困ったことがあったら→とりあえず質問!」ということをしていると、いつまで経っても自分で解決する力が身につきません。

ちょっとググれば分かることは、たくさんあります。

ググったけどどうしても分からないなら、その時に、ググったことも一緒に質問します。

ちな
ちな
こんなエラー画面が出てしまいました。AとBとCを試しましたが、うまくいきません。自分ではどうしても分からないため、解決策を教えてください。

という形です。

  1. 分からないことが出てきた
  2. 自分なりに検証した
  3. それでも解決しなかった
  4. 教えてください

という流れです。②が大切です。

時間はかかるかも知れないですが、こうすることで解決力は鍛えられます。

自己解決力(自走力)が備わるということは、長い目で見ると、自分の時間を節約できるということです。

「めんどくさい。時短したい」という思いから質問しまくってると、自走する力のつかないまま教材を終えることになります。

そして多くのクライアントは、自走力のない人に継続発注しません。

自己解決の注意点【損切りは必要】

注意点としては、自己解決にこだわらないことです。

矛盾しているように聞こえるかもですが、深追いするとそれはそれでほんとに時間の無駄です。

ある程度調べて行き詰まったら、「今の自分なんて、所詮この程度…」と自分に見切りをつけ、質問すればおけです。自分の限界が分かるという意味でも良いかもですね。

少しでも自分で取り組んだ後の質問は、最初から丸投げした場合と比較して、理解度が違います。

「あー!そっか!」と、とても腑に落ちます。一度腑に落ちたことは、必ず身になります。忘れません。

どうせなら、身に付く形で質問すると良いかなと思います。

整理するだけで解決できる

また、「質問を整理するうちに自己解決できる」というケースも意外と多いです。

「あれっ!わかんない!どゆこと?!質問しよう!!」となって、質問文を作成するために事象を箇条書きしてるうちに問題が解決しちゃうことって、結構あります。

頭の中で情報が整理されるんでしょう。

なので、自分がどこでつまづいているのかをまず整理してみるってのはおすすめです。

問題そのものが分からないんじゃなくて問題が明確化できていないだけだった、というケースも割とあるので。

落とし穴②チャンスに恵まれない

落とし穴②チャンスに恵まれない

2つ目は「チャンスに恵まれない」ということです。

初歩的な質問を繰り返していると、チャンスを逃す可能性があります。

はて?意味が分からないと思うので、説明します。

まず質問する時は、自分でこういうことをやった→それでも駄目だった、ということを伝えます。

講師に「お、ちゃんとできる生徒だな」と思わせられます。

ここで「質問無制限だから購入したんだ!だったら質問は教材購入者の権利だろがー!」と感じる人もいるかも知れません。

まあ言ったらそうなんですが、その考えだと、受けられたであろう恩恵を逃してしまうかも知れません。絶対じゃないですが、確率は高いかと。

質問を受ける側の気持ちになって考えてみてください。

A:【すぐ質問】わっかりませーん(丸投げ)。
B:【検証して質問】こういうことを試しました。でも駄目でした。助けてください(努力の跡が見える)。

言い方とかニュアンスの違いはあれど、たぶんこう見えます。

あなたが質問を受ける側だとして、

  • どっちを助けたいですか?
  • どっちが伸びそうですか?
  • どっちに仕事を任せたいですか?

最後が重要ですので繰り返します。

どっちに仕事を任せたいですか?

ちょっと話はそれますが講師は教えてる分野のプロですよね。講師業とは別に、たくさん仕事の相談も受けているはずです。そんな時もしかすると(あの人なら任せられるかも…)って、思い出してもらえるじゃないですか。そして「仕事やってみませんか?」ってつながります。

実際に私は3回、講師から直接依頼を振っていただいたことがあります。その後、継続になったものが2件(1件はもともと単発)。

質問からすでに選別が始まっている…というのは、絶対じゃないですが意識しておくと後々自分にとって良い効果をもたらします。

そして結局こういうことが、実際の仕事にもつながってくるはずなんです。

たかが質問、されど質問です。

参考動画:【生ハム帝国さん】学習教材ですぐ結果を出す人はメンターの使い方がうまい

私個人の体験や推測だけで話すのもあれなので、MovieHacks講師の生ハム帝国さんの動画を紹介させていただきます。

動画趣旨は「学習教材ですぐ結果を出す人はメンターの使い方がうまい」ということです。

▼動画概要欄より▼

メンター視点で見て、なぜ同じサービスを受けているのに結果に差が生まれるのだろうと疑問に思っていましたが、ようやくその答えぽいのが見つかったので動画にしました!プログラミング教材、動画編集教材、デザイン教材、全ての人類に通ずる動画となっています。

▼動画内容▼

  • 特徴①結果を出す人は分かりやすく質問している
  • 質問力や文章を要約する力は仕事でも武器になる
  • 人は相手のことを考えられる人が好き
  • 特徴②メンターに頼り過ぎていない
  • 仕事の現場では分からないことだらけ

メンター(講師)側の生の声ですので、とても参考になります。その他、重要なことが込められています。ぜひ動画をチェックしてみてください。

まとめ:質問無制限をうまく活用しよう

ということで、質問無制限の注意点と活用方法を紹介しました。

質問無制限システムは「教えてもらおう」じゃなく「分からなかったらその時は教えてもらおう」という気持ちで使うと、結果的に自分がラクになりますという話でした。

この記事は以上です。