こんにちは、ちなです。
先日に、次のようなツイートをしました。
スキルや実績がまだなくてもまずできること
・即レス
・報告する
・納期を守る
・自責思考を持つ
・ちゃんと挨拶する
・言われた通りにやる
・要点だけ簡潔に伝える
・質問する前に自分で調べる
・一言目は「はいできます!」このへん意識→ぽっと仕事入る→全力遂行→評価→収入に反映→継続ループ
— ちな🏠動画編集×WEBデザイン (@writer_china) June 9, 2020
スキルや実績がまだなくてもまずできること
・即レス
・報告する
・納期を守る
・自責思考を持つ
・ちゃんと挨拶する
・言われた通りにやる
・要点だけ簡潔に伝える
・質問する前に自分で調べる
・一言目は「はいできます!」
このへん意識→ぽっと仕事入る→全力遂行→評価→収入に反映→継続ループ
スキルも実績もないうちは「自分には差別化できる要素なんてない…」としょぼくれることもあると思うんです。
そんな「自分には何も無い…」としょんぼりしている方へ、「今すぐできることがあるよ!」ということを伝えます。
目次
結論:スキルや実績がなくても差別化することは可能です
ここでの「差別化」とは「一緒に仕事をしていきたい人として認識される」といった意味だととらえてもらえればと思います。
「安心していろいろ任せられるな」「スキルや実績がついたら、もっといろんなことをお任せしたいな」と思ってもらえるような要素ですね。
冒頭の9項目について、ひとつずつ見ていきましょう。
差別化①即レス
レスポンスをなるべく早くするということです。
クライアント目線で考えると、
レスポンスが早い→プロジェクトが進めやすい→予定より早くプロジェクト完遂できた!やったー→次回もこの人にお願いしよう!
ってなります。
「でも睡眠だって大切じゃないですか!」
というご意見もあると思います。ごもっともです。
何も四六時中レス体制を万全にしろということではないです。
クライアントが負担に感じない程度で「なるべく早く」ということです。
むしろ午前2〜3時とかに送ったメールに対し「おい貴様なぜ5分以内に返信しなかったんだ?」などと問い詰めてくるクライアントがもしいたら、こちらから願い下げでよろしいかと思います。
差別化②報告する
報告は、自分のためでもあります。
報告せず100%完成したものを納品し、もし「Oh No…そういうことじゃないんだわ…1からやり直してくれるかな?」と言われたら、心が折れそうになりますよね。
これって未然に防ぐことができて、それが「報告する」ということです。
ポイントは、報告する際に「方向性が合っているかの確認」もあわせて入れることです。
こういう方向に向かっててこういうゴールにたどり着くと思うんですが大丈夫ですかね?進んでる道まちがってないですかね?
という確認です。
たとえばバナー制作だったら、
- 「こんな感じで写真を配置したんですがどうでしょう?」
- 「こういうフォントを使おうと思ってるんですがイメージ合ってますか?」
みたいなですね。
場合によっては数パターン準備して選んでもらうなど、クライアントの負担を軽減するような形で確認できるとより良いです。
慣れてくると「こんな感じでよろしく」→「了解です!できました」→「OK〜」みたいに阿吽の呼吸とでも言うんですかね、やりとりが減ってくることもあると思います。
しかし新規取引の場合は特にこまめに報告すると良さそうです。
これをしておけば「あー、こんなはずじゃなかった」「なんだよ伝わってなかったのかよー」感を減らせ、クライアントに「この人の仕事の進め方は安心できる。うむ、よき!」と思わせられます。
差別化③納期を守る
スキルも実績もなかった駆け出しライターの頃に1番重宝されたのが、この「納期を守る」です。
「納期を守っただけで感謝されるだと…?そんなバカな…???」
と思った方は大丈夫なのだと思います。
しかし実際あちらこちらで聞かれる話ですが、納期を守れない、あるいはそのまま音信不通になるといったケースは後を絶たないようです。
だからこそ案件募集文には「納期厳守」「締め切りを守れる人」などが口すっぱく書いてあることが多いんですかね。
難しいことではないです。
ではなぜ納期を守れない・納期に間に合わないような事態が発生してしまうかと言うと、見通しが甘いのだと思います。
そもそも納期を守れるかどうかが不安な場合は、
- あらかじめゆとりある期限を設ける(ex:1.5日で終わるが納期は3日後と設定する)
- 逆算して実行計画を立てた上で受注する
など、納期を破らないよう対策を立てる必要があります。
1.5日で終わる作業を1.5日と伝えておくと、万が一の場合に対応できないです。極端ですがPCが壊れたり、ネット回線が使えなくなってしまったり、半日以上寝過ごしてしまったり(?)、とつぜんの激しい腹痛に見舞われたり、とにかく何が起こるか分からないわけです。
時間的余裕のなさは少なからず品質に影響しますし(時間をかけたから良いものができるとは限りませんが)、なんかもうシンプルに自分の精神的に良くないですよね…。
日頃から自分がどの作業に・どれくらい時間がかかるかを計っておくことも納期を決める上では有効です。
差別化④自責思考を持つ
うまくいかないことがあった時、他人や環境のせいにしたくなります。
でもですね、何があってもやっぱり自分のせいです。
- 電車が遅れて待ち合わせ場所に遅刻したのも、十分な余裕を持って出発してなかった自分のせいです。
- 制作物を納品したのに報酬が支払われないのも、契約書を交わしていなかった自分や前払い制にしていなかった自分のせいです。リスクを見通せなかった自分のせいです。
「ぜったいぜったいぜーったい自分のせいじゃないもん!」て言いたい状況もあるかと思います。
それでも自責思考を持たないといけないなと思うのは、自責できないと成長がないからです。
ビジネスにおいて成長しないということは、あなたの価値が経年劣化・減少していくということです。
フリーランス…に限らず副業でも同じですが、会社と違って誰もあなたを教育してくれないです。
間違ったことをしたり、感情をコントロールできず人間関係が悪化したりしても、とりもってくれるベテラン先輩社員みたいな人はいないし、「あのね、あなたも悪かったと思うよ」と諭しながら寄り添ってくれる同僚もいないです。(←いない会社もある)
ただ仕事を切られるだけです。
さらに、自責思考がなければ、なぜ自分が仕事を切られたかを理解できず、プンスカプンスカしながら同じ過ちを犯してしまう可能性が高いです。
だから、自責思考は、自分を苦しめるためではなく、自分がこれからも成長していき良い案件・良い人脈とつながっていけるために持つものです。
こう思うと、自責思考を持つこと自体をストレスに感じてしまうなんてことも減らせます。
差別化⑤ちゃんと挨拶する
「ありがとうございます」「よろしくお願いします」「承知しました」など挨拶・応答をちゃんとするということです。
たまに聞くのが「応募文がタメ語だった」みたいなやつです。
これはたぶんSNSの影響が多少はあるのかな〜と思っています。
Twitterでよく見かける人がいたら、すでに親しいような感覚って起こらないですかね?実際は絡んだことがなくても、親近感を持っちゃってますからね。
あなたは相手のことをよく知っている(つもり)かも知れないが、相手はあなたのことを1ミリも知らないということを忘れてしまっているのかなと思います。
話がちょっとそれましたが、挨拶とか言葉遣いは丁寧にしましょう。
(あ、この人最低限のビジネスマナーもわきまえられてないんだ…コミュニケーションコストかかりそう…)などと思わせてしまったら、それまで!になっちゃいます。
差別化⑥言われた通りにやる
「蛇足」という言葉がありまして、付け加える必要のない余計なものを付け加えてしまうことを表します。
よかれと思ってやった行いも、相手が求めていないものだったなら、不足していることと同じくらい良くないですよね。
「差別化するぞ」とか「認知してもらおう」といった考えありき動く時、つい蛇足的なことやっちゃうこともあると思うんです。
「これだけできるんです」と伝えたいがゆえに裏目に出ては逆効果。
最初から飛ばさなくてOKです。
最初は「私は言われた通りにこなすことができます」をしっかり伝えられると良いです。
差別化⑦要点だけ簡潔に伝える
Aだけ伝えれば良いのに、「ちなみにBは」「Cは」みたいに現時点で求められていない情報まで出しちゃうことがありました。
まさに「蛇足」…。
聞かれたことだけ、要点だけ、簡潔に伝えましょう。結論を先に。
差別化⑧質問する前に自分で調べる
そもそもクライアントは使える時間を増やしたくて自分に依頼(外注)しています。
それなのにこちらから質問を投げかけるとは、クライアントからしてみれば「WHY?」
もちろん質問しないと分からないことは質問すべきです。
たとえばその仕事の納期とか納品形式とかはググっても出てこないです。
ではなく、ググって出てくるようなことを質問して相手の時間を奪うというのは好ましくないということです。
「まとめたらGoogleドキュメントで送ってくれる?」
「はい」
「チームみんなが誰でも編集できるようにドキュメントの権限変更しといてね」
「ドキュメントの権限変更ってどうやるんですか?」
などNG例です。
差別化⑨一言目は「はいできます!」
スキルや実績が無い初心者のうちは「それに関してはまだ勉強中です」「自分にできるか不安です」「いえいえ私なんか力不足で…」みたいな回答をしてしまいがちです。
プロフィール文に自らそう書いてしまうこともあるくらいです。
まったく専門外の仕事をホイホイ受けるのは論外ですが、もし(120%の力で取り組めばできそう……)くらいなら「はいできます!」と答えて、それで取り組んでみてOKと思います。
「はいできます!」と言った手前、「やっぱりできませんでした…」とは人間なかなか言い難いので、全力で取り組まざるを得ません。
こういう状況下に置かれた時、成長できるチャンスかなと思います。
自分の安全圏内でだけ受注していたら仕事も増えないし、報酬もアップしないです。
現状維持では足りないのです。
背伸びマインド、身の丈以上に取り組むマインドを忘れてはいけないと思います。
あと。
そもそも声をかけていただいている時点で相手の期待するレベルはすでに満たせているor満たせる可能性が高く、にも関わらず「拙者では力量不足にてできかねる」と回答するということは「貴殿、見る目が無いな」と同義なので(極論)、状況によっては無礼です。
きっとできます。
クライアントは客観的にあなたのスキルや能力を見積もった上で「依頼しよう」って思って依頼しているはずです。
それに対して全力で取り組んでみると「やはりワシの見る目は確かじゃった♪」と喜んでいただけ、ウィンウィンだと思います!
自分、成長する。クライアント、喜ぶ。喜ぶからまた発注する。自分、スキルと実績が増える。スキルと実績が増えたらまた仕事が舞い込む。
という感じで、めきめき成長していけるのではないでしょうか。
まとめ:差別化は今日からできる
ということで、スキルや実績がまだなくてもまずできること9項目を紹介しました。
- 即レス
- 報告する
- 納期を守る
- 自責思考を持つ
- ちゃんと挨拶する
- 言われた通りにやる
- 要点だけ簡潔に伝える
- 質問する前に自分で調べる
- 一言目は「はいできます!」
「うん、これならできそう」「これはすでに今できているぞ!」というものがあれば、自信を持って欲しいなと思います!
軽視している人が多い(たぶん)からこそ、このへんを意識するだけで、スイ〜っと頭一つ抜けられるのではないでしょうか。
お金も時間もいらない、今すぐできる9項目です。
この記事は以上です。