こんにちは、ちな(@writer_china)です。
迫佑樹(さこゆうき)さんが代表取締役をつとめる株式会社スキルハックスが提供するオンライン学習教材ハックスシリーズを複数受講しています!
ハックスシリーズの特徴の1つが、講師への無制限質問システム。
受講生にはありがたいシステムですが、質問するときは気をつけないと損をするかも…?
本記事では、講師やメンターへ質問する際の注意点を紹介します!
ハックスシリーズに限った内容ではないので、これから何か学ぼうという方は参考になります。
目次
「質問無制限」が売りのハックスシリーズ
ハックスシリーズの特徴1つは「質問無制限」。
「わかりやすい動画教材」に加えた、ハックスシリーズの特徴を成す売りポイントでもあります。
画像引用:-Skill Hacks- 動画で学ぶWebアプリケーション開発講座
新しいことを学び始める時は「ついていけなかったらどうしよう」「挫折したらどうしよう」という不安がつきもの。
ですので、無制限質問システムは初学者にとって大変安心です。
しかし、質問システムに甘えすぎると成長できませんし、メンターの時間も自分の時間も無駄にしてしまいます。
さらに、問題にぶちあたる→とりあえずすぐ質問!に慣れてしまうと、ビジネス面でも苦労します!
Movie Hacks講師の生ハム帝国さんが、こんな動画をアップされています。
生ハム帝国さんによると「学習教材ですぐ結果を出す人の共通点は、分かりやすく質問している」です。
簡単にまとめます↓
- 質問が上手い人は「短くまとめられている」
- しかも内容が具体的
- 質問力や要約力は仕事でも活きてくる立派な武器
- 質問がうまい人は「相手の気持ちを考えることができる人」
この質問テンプレを使えばメンターも自分もラク!
突然ですが、私はPCヘルプデスク勤務の経験があります。
仕事内容は、全国の社員から電話で質問を受け、それに回答していくというもの。
ヘルプデスク部署内でどうしても分からなければ、そのとき初めて本社へ問い合わせます。
「これって受講生とメンターの関係だな」と思いました。
本社(=メンター)への問い合わせは、最終手段です。
自分で試せることは試した。それでも分からなかったので質問する。
というのが大前提です。
- 何が起こっているか事象を伝える
- 自分で検証した内容と結果を伝える
- その上で改善策を問い合わせる
現場で教わったのは、シンプルにこの3つです。
例えば、社員Aさんから、
「日報システムに日報を登録しようとしてエラー123って出る!昨日まではできたんだけどね」
と問い合わせがあったとします。
1.何が起こっているか事象を伝える
社員Aさんから「日報システムに登録しようとすると、エラー123が表示される」と問い合わせがあったこと。
- ○○営業所のAさんより問い合わせ
- 日報システム登録時にエラー123が表示される
- 日報が登録できない
エラー画面の画面ショットがあると、よりスムーズに解決に至ることがあります。
状況が伝わりやすくなるよう、可能な限り画面を添付します。
2.自分で検証した内容と結果を伝える
こちらで確認・検証したことがあれば伝えます。
文章より箇条書きが理解しやすいです。
- 昨日までは問題なくデータ登録できた
- 日報システム以外のシステムは問題なく利用できている
- 社員Aさんのアカウントの状態には問題がない
- 他の社員の方もエラー123が表示される
こういうふうに、「聞かれるであろうこと」は、あらかじめこちらから伝えます。
ここまでしてようやく最後のステップです。
3.その上で改善策を問い合わせる
- ヒアリングした内容から、社内システムに不具合が生じているのではないかと思い、確認のためご連絡しました。
- 本日中に日報を登録するためには、どのように対処すればよいでしょうか?
あくまで仮ですが、このように、
- 発生している問題
- 検証した結果+画面ショット
- 対処方法が知りたい
の3つを必ず入れるようにすれば、質問される方も答えやすいですし、結果的に質問する自分にとっても回答がスムーズに得られます。
【意外と】質問を整理するうちに自己解決できてしまうケースも
さらに、質問内容を整理するうちに自分で解決できることもあります。
私もこれ結構多いです。
頭の中でごちゃごちゃしていたことが、誰かに質問する(アウトプットする)という手順を踏んで、整理されていくからだと思います。
このように解決方法が分からないのではなく、何が起こっているのか=問題そのものが分かっていないだけってこともあります!
ですのでまずは事象を整理することから始めてみてください。